"

 兵庫県姫路市網干区のスナック店で昨年3月、ガソリンをまいて火をつけ4人を死傷させたとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた住所不定の無職、鈴木武被告(36)の裁判員裁判第2回公判が5日、神戸地裁姫路支部(溝国禎久裁判長)で開かれた。鈴木被告の元交際相手で、亡くなった同店経営の根本藍美さん=当時(27)=の母(50)が証人尋問で凄(せい)惨(さん)な現場の様子を語った。

 母は検察側の証人として出廷。鈴木被告や傍聴席から見えないよう、証言台は衝立で仕切られた。女性検事から「震えているが大丈夫か」と聞かれると、小さく「はい」と答えた。

 証人尋問で母は当時を「一瞬のことではっきり覚えていない」としながらも、鈴木被告は入店直後に出入り口近くのカウンター上でポリタンクを母の方に向けて横に倒し、中の液体を店内にまいたと説明。「液体が右の腹や足にかかり冷たかった」と話した。

 鈴木被告がライターをポリタンクの口に近づけると、「ドーンと燃えた」とも証言。鈴木被告が先に店外へ逃走し、「恐怖を感じた」という母も入り口から逃げ、燃えていた衣服を脱ぎ捨て、「鈴木被告に殺される」と思い、近所の車の下に隠れたらしい。


 その後、店の裏にあるトイレの窓から「お客さんおるから(窓の)格子を切って」と訴える藍美さんを見た後、救急車で運ばれたという。母は「『(放火は)脅すため』との鈴木被告の供述は嘘と思う」と語気を強め、「孫の母親である娘(藍美さん)を奪ったことが一番許せない」と声を震わせた。

"
リアクション
  1. toshi0104yukiminagawaからリブログしました
  2. yukiminagawaの投稿です
© 2010–2014 Bibliothek von Blau.
Tumblrによって提供されています. Steamblr theme by oxguy3.
図書館という名の物置
検索
|